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短時間で負担の少ない日帰り手術

「手術」と聞くと入院による大がかりな処置をイメージされるかと思います。しかし、目の手術の中には、クリニックへの外来で、数分から数時間程度で処置が可能なものもあります。経過観察のために後日通院いただく必要はありますが、手術後はすぐにご帰宅いただけますので、日常生活への時間的な影響はほとんどありません。

日帰り手術のメリット

日常生活を損なわない

入院の必要がない日帰り手術であれば、患者様の拘束時間が大幅に短縮されます。日々のお仕事や子育てでなかなか時間が取れない方も、無理なく手術を受けることができます。

心身の負担軽減

日帰り手術の多くは局所麻酔下で行いますので、手術に伴う痛みはほとんどありません。低侵襲な術式を選択することが多いので、術後の回復も早く、生活上の制限もわずかです。また、手術の拘束時間が少なく、入院の煩わしさがないことで、精神的な負担も少なく済みます。

日帰り手術の注意点

複数回の再手術が必要になる可能性が高いような複雑な病態の場合、あるいは術後の安静が重要な病態の場合、全身麻酔が必要な重度の認知症、精神疾患の方は入院治療が必要となりますので日帰り手術はできません。
以前は日帰り手術が難しかった病態も手術技術の向上により、日帰りでの手術が可能になっている場合もありますので、診察の際にご相談ください。
以下の方は、日帰りでの手術が難しいことがあります。

  • 急変の可能性があるような全身状態の方
  • 局所麻酔での手術が難しい進行した認知症、精神疾患の方
  • 術後の通院ができない方

(※)軽度認知症の方であれば手術可能です。詳しくは当クリニックにご相談ください

平本眼科クリニックの手術の特徴

各手術のエキスパートによる執刀

手術を担当する院長は、大学病院や基幹病院で数々の眼科手術を行ってきた、執刀経験豊富な医師です。これまでの経験を活かしつつ、適宜新しい技術も積極的に取り入れることで、安全かつ低侵襲な手術を行います。また、病態によっては大学病院から専門医を招いて手術を行いますので、幅広い疾患に対する高いレベルの処置が可能です。

大学病院並みの高性能な医療機器

当クリニックでは、院長こだわりの高性能な医療機器を多数導入しています。本来なら大学病院で導入するレベルのものですので、これらを適切に活用することで、治療効果と安全性を高いレベルで両立します。

清潔な手術環境の徹底

手術室には「HEPAフィルター」という、極めて高性能なエアフィルターを備えたエアコンを設置しています。さらに手術室の外の空気が室内に入り込まないようになっていますので、手術時の懸念点である感染症のリスクを最小限に抑えています。

当クリニックで行う手術

当クリニックでは以下の手術を行っています。いずれも局所麻酔下で行いますので、痛みはほとんどありません。手術中はある程度のコミュニケーションが可能ですので、違和感がある際にはご遠慮なくお知らせください。

当クリニックの手術

白内障手術

進行した白内障では、濁った水晶体を人工水晶体(眼内レンズ)に置き換える手術を行います。高度な技術と繊細な作業が要求される技術ですが、高性能な医療機器と医師の技術を組み合わせることで、低侵襲かつ短時間での手術が可能です。当クリニックでは、手術の際に埋め込む眼内レンズも豊富に取り扱っており、単焦点・多焦点ともに保険適用のレンズもご用意しております。

緑内障手術

緑内障の進行には眼圧が影響するため、手術によって眼球内の房水の循環や排出を調整することで眼圧を下げます。当クリニックでは「トラベクロトミー」「水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術」という低侵襲な術式による手術を行っています。なお、緑内障に対するレーザー治療にも対応しております。

硝子体手術

眼球内を満たす硝子体は、加齢や疾患によって変性したり、出血によって濁ったりすることがあります。この状態を放置すると重篤な目の障害を引き起こす可能性があるため、手術によって取り除く必要があります。変性した硝子体の除去だけでなく、網膜の疾患や異常、白内障の治療も同時に行うことができます。硝子体手術については、大学病院から実績のある専門医を招いて手術を行っています。

ものもらい

ものもらいは点眼薬や眼軟膏による治療が一般的ですが、腫れが強く、内部に膿の溜まったものもらいの場合は手術が必要になります。注射針やメスを使って排膿することで、早ければ数日程度で症状は治まります。特に細菌感染によるものもらい(麦粒腫)の場合は、放置すると炎症が広がり、症状が悪化する可能性があるため、早めに眼科を受診しましょう。

翼状片

翼状片は目の表面にある結膜が、三角形状に角膜へ侵入する疾患です。進行すると乱視の悪化や視力低下を起こすことがあり、その場合は手術によって組織の切除を行います。症状がなければ特段の治療が必要ありませんが、手術をしても再発を起こすことが多いため、医師と相談しながら経過を観察していく必要があります。

以下の手術は提携先医療機関へのご紹介となります

眼瞼下垂

眼瞼下垂は、正常な位置から下がった上瞼が視界を遮ることで起こる疾患です。視界に影響が出るだけでなく、頭痛や肩こりなどの症状を引き起こすこともあります。主に手術によって垂れ下がった瞼を正常な状態に戻します。

逆まつげ

逆まつげは、まつげの生える方向、あるいは瞼の縁の向きの異常により、まつげが眼球に触れている状態のことを指します。子供の逆まつげは成長とともに改善されることが多いですが、大人の逆まつげの場合は手術が必要となるケースもあります。

ドライアイ

ドライアイは言わば「涙の病気」で、目を守る涙の量や質が低下することで目の機能に異常が生じる疾患です。点眼治療で効果がみられない場合、涙の浸潤を促すための手術が検討されます。